2019年5月4日に首都ダカールで、
「NIHONGO CLUB(日本語クラブ)」というセネガルの団体のイベントを手伝いました。
文化祭のようなイベントでした。
当日に手伝うことが分かったのですが、
メインは「日本語クラブのセネガル人に、浴衣の帯をつけること」でした。
これは、今までやったことがない!
だけど、私が日本人だからっていうことで、みんなすごく頼ってきました。
なので、その後の浴衣のファッションショーに支障が出ないように、勘を頼りに着付けを手伝いました。
ふぅ、と一息。 なんとか終わりました。
こんな手伝いが回ってくるものだと、日本の文化なのに知らないことは多いことを感じました。
イベントのテーマは、
「日本とアフリカ、文化の交差点」
第一部。
ホールで行われたのは、日本の文化紹介でした。
浴衣のファッションショー、
日本のアニメのセリフの日本語でのアテレコ披露、
扇子を使った踊り、
みんなで歌う日本の歌「槇原敬之・どんなときも」、
など。
アフリカ文化として、アフリカのダンス披露の時間もありました。
第二部。
中庭に出て、ブースごとの出し物でした。
習字、けん玉、折り紙、漫画、浴衣試着、剣道、日本食販売(寿司、からあげ)
など。
幽☆遊☆白書は、フランス語版。
コーナーに分かれて、自由な雰囲気で行われました。
漫画を描くアーティスト。
とても遠い日本のことに興味を持っているセネガル人が集まったイベントでした。
「こんにちは!」
「元気ですか?」
が、よく飛び交っていました。
中には、ペラペラの日本語を話す人がいて、
「どうやって勉強したんだろう?」と思いました。
Tシャツの文字は「日本とアフリカは文化を混ぜ合」で終わっていますが、
日本語クラブのみなさんの想いは受け取ることができました。
前の自分だったら、この文字をただ笑って終わりだったかもしれない、と思いました。
上手くなければ外国語を話してはダメみたいな空気を、日本で勝手に感じていただからだと思います。
今は、下手でもいいからとにかく話して、伝えようとして、少しでも伝わればいい、と思っています。
だから、自力で企画、実行した日本語クラブの人たちを尊敬することができた日でした。