セネガルで市から市への長距離を移動するとき、ボランティア隊員が基本的に使うのが
「7プラス(セットプラス)」です。
フランス語で、7=セット、と読みます。
これはほとんどタクシーと変わりありません。
運転手を除いて、7人乗るから7プラスと呼ばれています。
これは正直、助手席が当たり席です。
座れる席が広い。
二列目に3人、そして、三列目にも3人座ります。
三列目は極狭(ごくせま)です。
乗る人たちがどうやって座る席を決めるかというと、
ズバリ、早いもん勝ち!
最初来た人から好きな場所を取っていって、
7人揃うと出発するルールです。
自分が最初に来れば、助手席を取れるはずですが、残りの6人が来るまでの待ち時間が長い。
自分が最後に来ると、待ち時間はないけど、3列目の真ん中席に座るはめになります。
三列目の真ん中席を体験しました。
乗っている時間は4〜5時間!
その間、隣の人たちと足は密着、腕も密着。汗はびっちゃびちゃ。
タクシーは、ぼろっぼろ。
使えなくなるまでとことん使い切るのがセネガル式。