地方から都市へ長距離移動中、タクシーのタイヤがパンクしたため、途中で止まりました。
車のタイヤがパンクすることは日本ではほとんど体験することのないことだと思いますが、セネガルではパンクも含めた車の故障にたまに出くわします。
「大丈夫?」と思いますが、運転手が自分で修理して解決するのですごいです。
タイヤ交換の間、20分ほど、
ふつうなら通り過ぎているはずのある「村」に止まりした。
村は、私が住んでいる町とは違って、電気が通っていない地域もあります。
辺りを見渡すと、電気は通っていなそうでした。
そして、家の作りが大きく違いました。
よく見るレンガの家ではなく「わら」で作られていました。
日本の歴史的建造物を復元した家のような作りでした。
外にしばらくいると、小さな小学生以下の子供たちと会いました。
その子供たちに声をかけてみると、子供たちはこちらを見たまま固まりました。
村の子供は、外国人(私)を見たことがないから、よほど驚いたのでしょう。
少し慣れてくれたようでした。
町に慣れた私の目から見ると、村ではまだ多くのことを自然の物をうまく利用して生活していました。
パンクがきっかけで、村の様子を見ることができました。