セネガルの小学校ではチャイムがない代わりに、「ピィー!」というサイレンを先生がボタンを押して鳴らすと、下校の合図です。
ほとんどの子が帰っていく中、私のところに来て少し話をしてから帰る子もいます。
4年生の女の子が私に聞きました。
「バ・スバ!(ウォロフ語でまた明日の意味)って日本語で何て言うの?」
「また明日!だよ。ま、た、あ、し、た!」
「マ、タ、ア、シ、タ。ま、た、あ、し、た。またあした!」
と繰り返してから最後の「また明日!」を私に向かって言いました。
「また明日!」
日本のことに関心をもってくれて、私はうれしくなりました。
ただ一緒の空間で生活するだけで影響を与えることもあるのだなぁと気付きました。
将来、この子が記憶しているかは分からないけど、日本と海外を結びつけるのは、世界中のどこかで生きている日本人の影響です。
セネガルで売っている牛乳。
粉を溶いたような味の薄さで、賞味期限は1年。
日本の牛乳とは色だけ同じだけど全くの別物。
飲む用でなく、私にとってはコーンフレーク専用です。