小学校では、物が不足しています。
不足とも言えますが、みんなあまり新しい物を買わないような傾向にも見えます。
ノートに字を書く用にみんな1本はペンを持っているのですが、どれもインクがほとんど空です。
よくインクが出ないときは、ペン先を口で吸ってインクを出す子が多いです。
対処としては微妙です。
それでも全然出ないので、よくペンの貸し借りをしています。
日本の小学校では小学生も使う「辞書」。
セネガルでは、辞書を使うことはありません。
そもそも辞書を小学校で見たことないです。
子供は現地語のウォロフ語は話せても、フランス語は小学校から習い始めるので、フランス語はほとんど話せません。
子供たちは話せないのに、授業では、先生がめちゃくちゃ速いフランス語で子供に教えています。
私もフランス語を習い始めてからちょうど1年が経ちましたが、速くて聞き取れないことばかりです。
そんな中、1年生や2年生の小さい子が、先生が話す速いフランス語が聞き取れているのです。
何を言っているかが、私よりもはるかに分かっているのです。
辞書なしで!
(なぜ!?)
辞書がないということは、言葉の意味を調べる方法がない、
そんな中で、子供たちがフランス語を吸収する方法は1つです。
耳で聞く。
それしかないのです。
このことから分かることは、辞書がなくても毎日ものすごい量の言葉を聞いていれば、話せない言葉でも理解できるということです。
信じられないことのようで、目の当たりにすると信じるしかありません。
人ってすごい。
セネガルの地方へ行くと、そこにしかない限定品があります。
カシューナッツが盛んな地域に行きました。
こんな風に実が成っているのも、初めて見ました。
実はジューシーで酸っぱいです。
のどが酸っぱさでやられるほどの酸味です。
左、カシューナッツ。
右、ココナッツとショウガ。
これも地域独特のものです。
セネガル料理もローカル飯があります。
初めて食べる「うまいもん」が地方に隠れています。
日本と同じだ!