自分道 Jibun-Dou

アフリカはセネガル。青年海外協力隊。

128 辞書なし

小学校では、物が不足しています。

不足とも言えますが、みんなあまり新しい物を買わないような傾向にも見えます。

 

ノートに字を書く用にみんな1本はペンを持っているのですが、どれもインクがほとんど空です。

よくインクが出ないときは、ペン先を口で吸ってインクを出す子が多いです。

対処としては微妙です。

それでも全然出ないので、よくペンの貸し借りをしています。

 

日本の小学校では小学生も使う「辞書」。

セネガルでは、辞書を使うことはありません。

そもそも辞書を小学校で見たことないです。

 

子供は現地語のウォロフ語は話せても、フランス語は小学校から習い始めるので、フランス語はほとんど話せません。

子供たちは話せないのに、授業では、先生がめちゃくちゃ速いフランス語で子供に教えています。

私もフランス語を習い始めてからちょうど1年が経ちましたが、速くて聞き取れないことばかりです。

そんな中、1年生や2年生の小さい子が、先生が話す速いフランス語が聞き取れているのです。

何を言っているかが、私よりもはるかに分かっているのです。

 

辞書なしで!

 

(なぜ!?)

辞書がないということは、言葉の意味を調べる方法がない、

そんな中で、子供たちがフランス語を吸収する方法は1つです。

 

耳で聞く。

それしかないのです。

 

このことから分かることは、辞書がなくても毎日ものすごい量の言葉を聞いていれば、話せない言葉でも理解できるということです。

 

信じられないことのようで、目の当たりにすると信じるしかありません。

人ってすごい。

 

 

セネガルの地方へ行くと、そこにしかない限定品があります。


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カシューナッツが盛んな地域に行きました。

こんな風に実が成っているのも、初めて見ました。

実はジューシーで酸っぱいです。

のどが酸っぱさでやられるほどの酸味です。


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左、カシューナッツ

右、ココナッツとショウガ。

これも地域独特のものです。


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セネガル料理もローカル飯があります。

初めて食べる「うまいもん」が地方に隠れています。

 

日本と同じだ!