自分道じぶんどう

アフリカは、セネガル。青年海外協力隊。

143 わたしの砂糖はどこ、ラマダン

ラマダン(断食期間)の終わりが見えてきました。

 

といっても、私は断食してません。

食べ物をある程度我慢できても、

水を飲まずに耐えることはかなり難しいことだと体感しました。

強い信仰心がないと、とてもできないことだと思います。

 

今日、家の近くのセネガル料理屋(昼飯)が開いていたので、行ってみました。

「今日は何のメニューがありますか?」

「・・・、ないよ。」

とおばちゃんが寝ている大仏姿勢で迎えました。

 

どうやらラマダンで省エネモードだったようです。

あきらめて昼飯は家で作りました。

 

ラマダン期間中、何人かに言われたウォロフ語があります。

「アナ サマ スゥクル コール?」

 

訳すと、

「アナ(どこ)サマ(わたしの)スゥクル(砂糖)コール(ラマダン)?)

=【ラマダン中のわたしの砂糖はどこ?】

となります。

 

この質問についてのなぞを聞きました。

 

同僚女性

ラマダン期間は、物の差し入れをするの。

 砂糖はどこ?って言うのだけど、他の食べ物や服なんかでもいいのよ。

 私は、旦那の親に、ニワトリを差し入れするわ。」

と言って、授業中、2人のクラスの子供にそのニワトリを持たせ、近所の先生の親戚の家まで届けさせていました。

 

同僚男性

「目的は、相手を助けること。

 ラマダン中の、夕方はたくさんのいつもより砂糖を消費する量が増える。

 人によって違うけど、1㎏の砂糖を渡す人もいれば、20㎏という大量の砂糖を渡す人もいる。お金を渡して、これで砂糖を買いなさいっていうこともありだよ。」

 

その話を聞いた後、

私の家にある食べ物を、話をしてくれた女性の先生へ渡そうと思いました。

その先生は学校を休んだので、その日は、渡せずに家に帰りました。

帰り道に、

「アナ サマ スゥクル コール?」と知らない人に言われました。

私は、たまたま食べ物を持っていたので、渡しました。

そうすると、本当にくれるとは思ってなかったみたいで、目を丸くして驚かれました。

 

とても感謝され、名前はなんだ?どこに住んでいるんだ?と話が展開しました。

「助け合い」を大事にしている文化だなという風に感じました。

 

ラマダンは今週で終わります。

 

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たまに、タクシーなどに、こんな風に小さい子供の靴が結ばれていることがあります。

何回か見かけて、おまじない的なものかな?と思い、

「これは何?」

と聞くと、

「落し物だよ。」

と一言。

どうやら、子供が片方の靴を落とす、という出来事がよく起きているみたいです。

 

そして、その落し物は、吊るされていることが多い。