自分道 Jibun-Dou

アフリカはセネガル。青年海外協力隊。

145 コリテのあいさつ

2019年6月5日はラマダン(断食)明けのコリテという祭りでした。

⇨「144 コリテ ラマダンのおわり」の続き。 

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友達(同僚)の家に招いてもらい、食事をしました。

この日のごちそうのメインはとり肉でした。

そして、近所の人たち同士で料理を大きい鍋に入れ分け合っていました。

他の家からは、羊の肉、山羊の肉などの「おすそ分け」をもらっていました。

 

セネガルでは、イベントごとに聞いたことのないあいさつを聞くことがあります。

コリテの日の朝、聞いたことないあいさつをされました。

「それってどういう意味?」と聞きました。

 

それは「祝日、おめでとう!」という意味のあいさつでした。

これは、ラマダン明けの祭りをみんなで迎えることができたことを祝うあいさつでした。

 

他にも、聞いたことのないあいさつがありました。

 

1人が「罪(つみ)を許してください。」と言うと、

もう1人が「許します。」と言うあいさつです。

祭りの時に会わなかった人には、後日このあいさつを言います。

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友達の家がある地域は新しくできた地域でした。

まだ家は多く建てられていません。

子供たちが歩いて近所の家を回ってするあいさつもありました。

近所の子供たちが、次々来てあいさつをしていきました。

子供たちはセネガル服を着ていて、化粧をしている子もいました。

 

子供たちのあいさつは「ご祝儀(しゅうぎ)ください!」です。

子供たちにそう言われると、訪問された家の人は小銭を渡します。

日本での「お年玉」の光景です。

 

お年玉は落とされるのを待ちますが、これは自ら取りに来るというのが違いです。

全員に小銭を渡すときりがないので、後半の子供には、

「ごめんね。」

と言って渡さないこともあるそうです。

 

初めて聞いたあいさつをいくつか知り、イスラム教の文化を知りました。


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友達の家には、動物たちがいっぱいいました。

「美味しいぞぉ。」

と紹介されました。

犬は食べません。うさぎは何食べてるんだと思うくらい大きく目がギョロ。

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屋上から見た動物たち。

羊、山羊、ニワトリ、うさぎ、犬、とオールスター勢揃い。

犬はカメラ目線。

 

動物たちはのんびり生活していました。