自分道 Jibun-Dou

アフリカはセネガル。青年海外協力隊。

149 歯医者

1ヶ月前に抜けた自分の銀歯の被せ物をもって、初めてセネガルの歯医者へ行きました。

 

地方に住んでいる私の場合、首都ダカールへ行って治療を受けます。

私の家から首都行くのに、4、5時間かかるので気軽には通えないのです。

私は一番にセネガルの歯医者の先生の「技術」が気になっていました。

 

首都の中心部、一番発展している地域のマンションの階段を2階に上がり、一見歯医者とは分からない何も書かれていないドアを開けました。

 

入ってみると...おお!

 

日本と同じように、白を基調とした清潔感のある部屋が現れました。

セネガル人の受付の人がいて、穏やかな声で、

「こちらへどうぞ。」

と待合室に案内されました。

きれいなイス、テーブル、大きなテレビ、ウォーターサーバー

セネガルでは見慣れない光景でした。

歯のカラフルな絵がありました。

面白い絵です。


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時間通りに呼ばれ、日本と変わらないきれいな治療室に入りました。

 

主治医は男の先生で、日本人かな?と思う見た目でフランス語で丁寧に私に話しかけました。

さらには、私の言葉に耳を傾けてくれました。

 

銀歯を渡すと、すぐに治療が始まりました。

1回はめようとすると入らなくて、

「いつ取れましたか?」と聞かれたので、

「1ヶ月前です。」と言うと、

「2、3日の間じゃないと、歯の間隔が変わって入りません。だから、別の白い被せ物をしますね。」

と言われて、ものの30分で全ての治療を終えました。速い!

 

治療が終わってから先生に、

「どこの出身なんですか?」と聞ききました。

「中国とマダガスカルのハーフです。」と教えてくれました。

 

私は、ここに来ただけでなんだか気分が良くなったと思ったほどの先生でした。

そして、受付の人の対応も素敵でした。

 

また来たくなってしまいました。