自分道じぶんどう

アフリカは、セネガル。青年海外協力隊。

174 ミカン、未完

私たち隊員が住む家は、JICA(ジャイカ)の決めた条件によって決まっています。 その条件には「セキュリティ」面が考慮されています。

 

セネガルの隊員が住む家は、家族用マンションの1室、または、一軒家のどちらかです。そこで、隊員は1人暮らしをしています。

私が住む家は、家族用マンションの1室です。

1人暮らし用の物件というのは、私の街には存在しません。

家族用部屋なので、使っていない部屋があります。

放置してしばらくすると、隙間から入ってきた砂が溜まっていきます。

広いのはいいけれど、その分掃除の手間がかかります。

 

セネガルでは、

まだ完成していない家に人が住み始める「あるある」があります。

 

例えば、

1階部分ができたら、1階に人が住み始める。

 2階部分を作り始める。

2階部分ができたら、2階に人が住み始める。

 3階部分を作り始める。

3階部分ができたら、3階に人が住み始める。

というように、完成次第、その部分に人が住み始めます。

 

このあるあるは、一軒家でも起こっています。

セネガル人の友達は、部屋ができたからと言って一軒家に住み始め、この間、床のタイルを張ったばかり、と言っていました。

住み始めてから、各部屋のパーツが揃っていく、という感じみたいです。

屋上ができていない家は、一見、人がまだ住んでいないようで、実は人が住んでいるパターンが多いです。

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まだ未完成だけど、人は住んでいます。

 

家作りをしている過程を道を歩いていると見ることがあります。

その全てが人力で行われています。

セメントで、2人1組の人がシャベルで叩いて、ブロックを1つ1つ作っています。


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高い所へ上げる時は、滑車にひもをかけて、これまた人力で上げています。

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人力のため、家の完成までに時間がかかります。

 

日本のように地震がなく、工事途中に崩れる心配が少ないので、完成前でも住むことができるんだと思います。

 

直射日光を浴びながら、ブロックを作り、地道に家を作っている作業は見ていると果てしない過程に見えます。

家作りの仕事は、セネガルでは暑さも含めて、全工程が人力の忍耐が必要な仕事です。