「こんにちは!」
といきなりセネガル人から言われることは、セネガルの地方でもよくある話です。
日本のあいさつを知ってる人は意外にもいます。
時に、相手の口から二言(ふたこと)目の日本語が飛び出すと、
本当にレアな存在に出会ったということになります。
この間、食事をしていたら、
何やらセネガル人の若い男の人が近づいてきました。
「こんにちは!」
と声をかけてきました。
それに続いて、
ペラペラな日本語がその人の口から飛び出してきました。
これには驚きました。
そんな人とはすぐに仲良くなります。
その人は、日本のことが大好きと言っていました。
どうして日本語が話せるか聞くと、
「日本に4年住んでたから。」
さらに、住んでいた場所を聞いてみると、
「福井に住んでたよ。」
とのこと。
日本人の私でも福井には行ったことがありません。
「日本で、他のセネガル人の知り合いはいた?」
と聞くと、
「だれも。」
と答えました。
日本で同じ国の人がいない環境で、日本語を習得していることが驚きでした。
その環境はかなり大変だろうと想像つくからです。
その人とひとしきり話をして、
「また、日本に来てね!」
と言って別れました。
日本語を話せるセネガル人が町にいきなり現れると驚きます。
たまたま会って話しただけなんだけど、嬉しくて不思議なことだと思いました。
3月、暑さはぐんぐん上がっています。
ヤギたちは、日中、日陰でじっと暑さに耐えています。