自分道じぶんどう

アフリカは、セネガル。青年海外協力隊。

123 テストのはてな

2学期が終わりました。

学期末テストの時に、気になることがいくつかありました。

 

【教科書配り】

テストの前に教科書(いつもはほぼ使われず棚にしまわれている)が、子供達に配られました。

(なぜ、教科書が?)

それは、

「下敷き」代わりに使われていました。

 

机がとにかく凸凹しているためです。

平らな部分はありません。

机の板が取れてしまうものもあるし、

真っ二つに割れているものもあります。

 

【真横書き】

いつもの授業の時もですが、

テストを真横に置いて、縦方向に書く子がいます。

書きやすいのか分からないけど、多い。

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【ついついのぞき見】

隣の子との距離がべったりと近いので、見ようと思ってなくても答えが見えます。

見てしまう子が多い。

 

【ざっくり描き】

算数のテストで、

「正方形」を描く問題がありました。

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ざっくりとした「正方形」を書く子ばかりでした。

テストの時、横の子が書いている正方形を見て、なんとなく真似してみた、

みたいな子が多い。

 

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先生に招待された「おつかれさま会」。

メインディッシュでは、羊の肉が出ました。

イベントでは、羊を食べるのが定番です。

 

セネガルでは初のメロンを食べました。

手の平サイズの小ぶりで、色は立派。

味は、正直、甘くなかった。

 

春休みでは、行ったことのない地域に出て、

セネガルをさらに広げてみます!

122 こちら2学期末

中学3年生のみんな、卒業おめでとう!良い春を!

 

日本は年度末ですね。

3月の一気に暖かさが出てくるタイミングが好きです。

こちらは、40℃超えの日が出てきました。

 

セネガルでも学期末。

とはいっても、

10月〜12月が1学期。

1月〜3月が2学期。

今は、

2学期末ということになります。

 

これから、約2週間の休みに入ります。日本でいう春休みです。

 

毎学期の終わりには、各学年でテストがあります。

テスト前に、子供達全員からお金100フラン(20円)を集めていたので、理由を先生に尋ねました。

 

「1学期は、学校のお金でテストを作ったけど、2学期、3学期は、子供達から集金して紙を買って、テストを作る。」

と言っていました。

学校として使えるお金はかなり限られているようです。

 

普段、授業中にプリントを配るということは、まずありません。

 紙が貴重なので、印刷して配ることができません。

授業中、子供は、黒板に書かれた問題を解くことがほとんどです。

一人一人が解く問題がとても少なく、学習したことがなかなか身につかない原因になっていると思います。

 

テストのメインは、フランス語と算数ですが、その他教科もあります。

図工では、フランス語のテストの裏に、

【あなたの選んだ野菜を一つ描きましょう】

というお題でした。

 

クラスの先生が私に

「にんじんを描いて」とお願いしてきたので、黒板に書くと、

みんなが、黒板のにんじんを描きました。

これじゃあ、

【あなたの選んだ野菜】じゃない。

 

描き慣れていなくて、

「下手だから、描きたくない。」と言っている子が何人もいたので、

「(下手でも)何も問題ないよ!」と言って回りました。

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全員がにんじんを描いて、テスト終了。

121 14000km

セネガル、深夜0時。

東京、朝9時。 

日本にテレビ電話にて合流。

 

東京都板橋区の小学6年生とテレビ電話で交流しました。

日本とセネガルの距離は、約14000kmあります。

また1つ、新しい繋がりができました。

 

繋げてくれたのは、前に一緒に働いていた先生です。ありがとう。

 

6年生の社会で、青年海外協力隊について学習するということで、

私に対するインタビュー形式で、授業を進めました。

 

電波事情で4、5回通信が切れたり、会話に時間差があったりなど、ハプニングはありましたが、

45分間の授業はあっという間に終わりました。

それは、みんなと関わることを心から楽しみにしていたからです。

 

海外の経験を伝えるチャンスがあればいいなぁと考えていました。

 

青年海外協力隊がテーマで、子供と会話できたことが、私にとっても良い経験値となりました。

 

この授業の前、私は、小学生の頃を思い返していました。

(海外で働くなんて考えたことあったかな?)

そんなことは思いついたこともありませんでした。

 

世界がグローバル化してきて、小学校でも、海外について考える機会が増えてきてることを感じます。

 

子供たちへのメッセージの時、

みんなに尋ねました。

「この先、1年以内、半年以内、もっと近い内、やってみたいことはありますか?」

何人か答えてくれましたね。

 

きっと、それぞれ頭の中に、自分のやってみたいことが思い浮かんだはずです。

 

私の場合は、やってみたいことの1つが、

「海外で働くこと」でした。

 

みんなへのメッセージはシンプルです。

「やってみたいことを、やればいい。」 

 

いくつも、やってみたいことが思いついた人。

好奇心はいろんな方向を向いているのが自然です。

できるものからやってみればいいです。

 

自分のやってみたいこと、何だろう?と思った人。

今まで考えたことがなかっただけです。

自分に問いを投げかける、きっかけになったはずです。

 

今回、私にとってもチャンスになりました。

どうやったらみんなにダイレクトに伝えることができるか、考えることができたからです。

 

みんな、ありがとう、良い中学校生活を!

 


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最近、よく売られている実です。

色んな実が、手の平サイズの袋に入れて売られています。一袋25フラン(5円)。

乾燥している外側の固くなった殻みたいな部分を食べると、なんとも微妙な味わいでした。

ほんのちょっとのちょっとだけ甘い実。

120 ばんそうこう

教室に、怪我をして、大きめのすり傷から血を出ている低学年の男の子がいました。

 

その子は、ノートの切れ端で血を拭いていました。

文字がビッシリと書いてある紙で、ボロボロになった紙でした。

 

良くない処置だと思ったので、持っていた絆創膏を渡しました。

そうすると、ペリっとはがす部分をはがさずに、傷の所に当てようとしました。

その子は、絆創膏の使い方が分かりませんでした。

 

ペリッとはがしてあげて、くっつくようになった絆創膏を貼ることを教えました。

 

そういえば、セネガルで絆創膏を貼ってるのを見たことがないなと、思いました。

 

子供達は、処置の方法に疎い(うとい)です。小学校に、保健の先生はいません。

 

この間、研修で日本に行ったことがあるという同僚が、

「日本は、本当にきれいだよね!」

と言っていました。

衛生に関して、とても差を感じたようです。

 

衛生感覚は、かなり違っています。

 

子供は、休み時間激しく動きまわっているので、怪我をよくします。

 

この間、頭を打って腫れて、切れたところから血が流れている子の所へ、

先生がどこからかアロエを持ってきました。

アロエだよ、これを塗ると、治りが早いんだ!」

と、子供に駆け寄っていました。

 

なんだか、たくましいなと思いながら、その光景を眺めていました。

 

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屋上は洗濯物干し場になっていて、あちこちにロープが張られています。

よく見ると、とても長〜いロープが端から端に張られています。

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最近は、風が強い日が続いています。

乾燥で砂埃が舞い、塵で遠くの景色がはっきりと見えません。

 

部屋は砂だらけだし、何でも砂っぽいので、

すなすなしていることには慣れました。

 

この辺では、2番目に高いマンションなので、ルーガの街が一望できます。

119 ローカル思考

日常で使うセネガル国内でよく通じるローカルな言葉、ウォロフ語。

 

日常生活は特に不自由はないけど、会話となるとまだまだできません。

このウォロフ語は、口語で、学校で教わることなく、口伝えで引き継がれてきた言葉です。

 

しかし、

今年度(去年10月)から、1年生、2年生で、ウォロフ語の教科書が、アメリカの支援で作成、配布され、授業で教えられるようになりました。

 

理由を聞くと、

学校でフランス語を学ぶ時の基礎になるから、

と教えてもらいました。

 

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ほとんどフランス語が話せない1年生のクラスで、ウォロフ語の授業を見ていました。

棒をもって、黒板をコツコツと叩きながら、文章を読んでいくスタイルです。

かばんを背負いながら授業に参加してますね。

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交代で、何人も読んでいきます。

そのため、授業中の待ち時間が長いのが特徴です。

 

子供が棒を指している部分は、ウォロフ語です。

この1年生レベルの内容でも、私は、ほぼ読むことができませんでした。

 

というわけで、後で先生に聞いて、フランス語で翻訳してもらいました。

 

ウォロフ語を向上させるには、フランス語経由で学ぶのがいいかなと思っています。

 

ローカルな言葉、帰国するときには、もう使わないかもしれない言葉。

 

だけど、学びたい。

 

なぜなら、セネガルには、ウォロフ語しか話せない人がたくさんいるから。

 

この人達とも、もっと通じてみたい。

118 異国の地へ、はるばる

地方で生活をしていると、たま〜に、訪ねてくる日本人がいます。

今週は、近くに住む隊員の知人が日本からはるばる来ました。

小学校で活動している様子を見たいとのことだったので、案内しました。

 

小学校の先生達は、日本人の来校が嬉しいみたいで、歓迎してくれました。

 

子供達も同じく笑顔でした。

 

初めて見る海外の授業は、日本との比較で、興味深く見ることができたようでした。

 

私の授業も見てもらいました。

2年生に、「長方形」を教える授業です。

最近は、実態が少しつかめてきたので、とても簡単な導入にしています。

 

導入は、

ノートの縦1マス分の線を引く、というものです。

 

これでも、60人ちょっといる内の半分くらいしか出来ません。

繰り返しすることで、なんとかできるようになってきました。

そこから、だんだんと長方形を描く段階へとステップを踏んでいきました。

 

授業をしていると、全員ができる、とは相当なハードルということが分かります。

それでも、いつもよりは達成度が高いと思いました。

私の活動は、地道です。

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現地に足を運んでくれる日本人と知り合ったり、

ブログを読んでくれた、ずっと前の知り合いが連絡をくれたりなど、

日本人との新たな出会いがあります。

117 約束後、音信不通

キッチンの電気が点かなくなったので、電気工事ができるセネガル人を呼びました。

 

約束、夕方5時。

 

天井までの高さが、とんでもなく高いので、1人で電球を変えることができません。

 

天井までの高さは、測ってみると3m20cmありました。

 

届かない高さなので、電話で

「脚立が必要です。」

と伝え、

「脚立ね!」

と繰り返していたので、

持ってきてくれると思って、待っていました。

 

到着、夕方7時。

 

セネガルあるある、約束の時間は、約束の時間じゃありません。

 

脚立は持ってきてくれません。

その代わりに、2人でやって来ました。

はじめ、1人が背中を丸め、1人が乗って、肩車をしました。

(いや、絶対届かないって)

と思って見ていましたが、案の定、

全然届きません。

 

次の策は、その場であるもので何とかする策でした。

 

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丸テーブルの上に、小さいイスを乗せて、その上に乗る、という方法です。

これは、雑技団並みの不安定さです。

 

電球を変えたけど、明かりは点かず。

「明日の18時にまた来るから!」

という言葉を最後に、その姿を現わすことはなく、電話も繋がらないまま音信不通。

 

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この話の結末。

後日、昼飯を食べていた時、話しかけた向かいの方の仕事がたまたま電気工事。

すぐに、脚立を家まで持ってきて、電線を繋いで、はい完成!という怒涛の早さで直してくれました。本当に良い方でした。

 

誠実に対応してくれたという優しさが身にしみました。