自分道 じぶんどう

元小学校教員が進む、青年海外協力隊の道。 アフリカ・セネガル編

57 タマハリ

今日はタマハリという祝日。

 

イスラム教の暦で新しい年の始まり、

と教えてもらいました。

日本では、年の初めに祝日の日程は決まっています。

 

今回のタマハリのような祝日は、

「月の満ち欠け」によって決まるので、

正式に決まったのは、月曜日。

今日が木曜日なので、3日前に祝日が決まったということになります。

 

カレンダーには、年の始めの時点で、予定されていた日はありますが、その予定日とはズレました。

 

「タマハリには、何をするの?」

と同僚に聞くと、

「クスクスをお腹いっぱい食べるんだよ。」

との答え。

クスクスは、

セネガルでは「チェレ」と呼ばれています。

 

イスラム教では新年の祝いで、伝統的に食べるものだそうです。

 

質問した直後、

「おすそ分けするよ。」と、

クスクスを届けてもらえることになりました。

 

家まで届けてくれました。

久々のクスクスです。

 

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しっかり包まれています。

 

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右がクスクス、

左が肉や野菜が煮込まれたシチューのようなもの、でした。

 

サイズ感、1人で食べ切れない量を、頂きました。

 

「クスクスをお腹いっぱい食べるんだよ。」

言葉の通りの腹になったタマハリ。

56 五感、嗅覚

座っていたら、ゴキブリがイキナリTシャツの胸辺りから登場しました。

おかげで、人の体に(首めがけて)登ることがある、というデータが取れました。

イキナリ、

っていうのはなかなか鍛えられますね。

 

夕飯。

最近は、野菜炒めを日々作る、というサイクルに入っていました。

ご飯の時もありますが、パスタも手に入るので、食べるのは半々です。

 

土曜に買ったばかりのパスタの袋を開けて、沸かした湯に入れました。

 

開けてから鍋に入れるまで、5秒くらい。

一瞬、フワッと、

汗臭い匂いがしました。

 

自然な流れでそのまま投入。

 

入れた後、黒いブツブツが浮いてきました。

鍋についてるコゲかな?

 

と思ってよく見たら、大量の黒い虫!

 

その後、開けたばかりのパスタの袋から、他のパスタを少し取り出すと、

汗臭い匂い、再び。

 

カビでした。

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袋の下にカビが溜まってる!

 

新品。

袋で閉じてあるものは、無意識に、安全なものと判断してしまっていたんだな、と思います。

 

店は、エアコンのない、風通しのない環境。

大量の雨が降って、40°近く暑くなって、を繰り返し、考えれば有り得る話です。

 

こういう事があると、日本にいる感覚で過ごしているんだなと感じます。

 

開封食品選びにも目を凝らす、

教訓を得た。

55 テッキョ

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ドラム缶。

ゴミ捨て用のものだ。

家の前に設置されていたが、撤去されてしまった。

 

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撤去の理由は、ほぼ毎日、ドラム缶が倒れていて、散らかっていたせいだろう。

 

起こしたら分かるけど、中身が入ってるドラム缶は普通だったら倒れない重さである。

 

何かの力が加わらないと倒れない。

 

朝に袋に入れて捨てたものが、帰ってくると袋が破られて、中身が出されていることが毎回のことだった。

 

見かけたことがあるのは、子供がゴミをあさっているところ。

その時は、ペットボトルを集めていた。

 

セネガルの人のほとんどは、外にゴミを捨てるので、ドラム缶に捨てるのは、私たちのような外国人など限られた人というのがあさる理由かもしれない。

 

たまたま家の前にあったドラム缶は、街中で見かけない。知っているのは2ヶ所だ。

 

ゴミをあさられることは、いい気持ちがしない。

ゴミをあさって、生活している人が日常的にいることも、いい気持ちがしない。

その背景には、貧困問題があるからだ。

子供達があさるということに、考えされられる。

 

セネガル全体に言える事だけど、教育とも大きく関わっている。

 

日本でもゴミについての学習を社会で行う。

日本では、そこら中にゴミが広がっているということはないから、ゴミの存在が見えなさすぎて、ゴミに関心があまり向かないのが自然なことだ。

セネガルで生活し始めてから、ゴミが目につくので、考えるようになった。これも、自然なことだ。

 

ドラム缶は撤去された。

散らからなくなったのは、家の前だけ。

その他の場所に、分散するだけ。

 

ゴミは、歩いていれば、そこら中に広がっている。

 

心の中で、ずっと関心ごとになっている、ゴミのこと。

54 三十路迄

生徒が教員になるために受ける最終試験のプレテストが行われました。

 

なぜかいつものスクールバスはギュウギュウ、

なぜかいつもの教室には多く人がいました。

 

毎日、来たり来なかったりする人が入れ替わっていたようです。

さすがに、テストとなるとみんな来ました。

 

名簿が貼り出されていて、名前以外に生徒全員の誕生日も記載されていたので、見ていました。

 

(結構バラバラな生まれ年、やっぱり年下が多いなぁ。)

と見ていると、

(あれっ?年上がいない!)

 

一番上が30歳だったことに気が付きました。

 

私は今、三十路。

 

30歳までしか教員になれない。

 

一番年下に、1999年生まれの人がいたので、

19歳(現在18歳)〜30歳の枠ということになります。

30歳超えてから、思い立つ人もいるんじゃないかな?とも思いますが、セネガルルール。

定年は、60歳だそうです。

 

数人にテストの出来を聞くと、

「まぁまぁ出来た。少し難しいところと簡単なところがあった。」

という人や

ストライキがあった範囲の問題が出来なかった。」

という人がいました。

 

本当にストライキの範囲が出たのかな?と疑いつつ、聞いていました。

 

今日のプレテストがどう活かされるか?

最終試験へのやる気アップには繋がりそうです。

 

朝買ったパンをくるんであった新聞紙。

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日本を思い出しました。

目の前を通った豚との相性良し!

53 ミドリ

まだまだ汗びっしょりの毎日。

 

最近雨が降っているせいか、蚊がものすごく多い。

ズボンの上からでも刺してくるから避けられない。

 

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よく通る道。

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2つは同じ道。

 

上の写真、8月中旬。

下の写真、9月上旬。

 

ふと、感じた違和感は、緑の量でした。

 

8月は雨季ですが、全然雨が降っていませんでした。

9月になり、降り出した雨によって、一気に植物が元気になったようです。

 

日本の5月みたいに、緑が増えています。

 

まだまだ天気予報では、最高気温39°が出てきますが、日本の季節との差はまだ感じません。

 

何月から日本の季節との差を感じるか?

 

涼しくなる日が来るか、待っています。

52 柔ら

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毎日、朝か昼、時には夕。

このパンを食べています。

 

もう何日食べ続けているのか分からないくらい

このパンを食べています。

 

日本で、ここまで続けてパンを食することはありませんでした。

 

ウォロフ語で「ンデッキ」は、

「朝食を食べる」という意味を表します。

セネガルの言葉には、日本にはない、

「ん」から始まる言葉がたくさんあります。

しりとりが終わりません。

 

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このような露店があちこちにあります。

家の近くにもあるし、小さな村の一角にもあります。

関係ないけど、子供のサンダルは「GUCCI」。

 

銀色の鍋に、家で準備してきた具材が数種類あり、選んで、パンに挟んでもらいます。

 

どこの店に行っても定番メニューがあります。

 

マヨネーズ、タマネギソース、魚系ソース、煮豆、レバー、ポテトフライ、マカロニ、揚団子、スクランブルエッグ(その場で調理)

など

 

これらには、それぞれ名前がウォロフ語でついています。食べているうちに覚えました。

 

セネガルでは、おつりがないことがしばしば。

 

そんな時は、「つけ制度」

 

75フラン、50フラン、25フラン。

払う側の小銭が少し足りないときは、

「今度払ってね!」

と言われて終わることがあります。

信頼で商売。人間的ですね。

 

その逆、

「今度サービスするから!」

と、少し多く払うこともあります。

しっかり覚えていて、後日サービスしてくれました。

 

商店では、おつりが足りない時に、

アメを渡されて、

「おつりの代わり!」

という事もありました。

端数をおまけしてくれることもあります。

 

「会計にルール無し」

 

それに伴い、こちらも柔軟になります。

51 何番手

教員養成校に日々通ってます。

 

生徒(教員の卵)が使っているスクールバスを教えてもらったので、バスに乗って通っています。

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このスクールバスは、9月いっぱいで運行が終わってしまいます。

また長々と歩いて通う日々(実は結構慣れた)がやってくるのかぁ。

 

えっ?9月で終わり?

 

9月で講義が終わるからです。

 

早!

 

セネガルでは、

教員養成の期間が9ヶ月間です。

1月に入学した生徒は、9月の最終試験を終えると教員養成校を卒業し、すぐに教員として働き始めるそうです。

 

私は大学で教員免許を取るのに、

2年間+教育実習1ヶ月かかりました。

 

セネガルの教育実習は、9ヶ月の教員養成の前半に、15日×4ヶ所(小学校、幼稚園)、計60日の教育実習を行います。

 

セネガルで教員免許を取るのに、

9ヶ月間(内、2ヶ月間教育実習)です。

 

期間は日本より短いですね。

 

早い人で、20歳から働き始めることができる制度です。

何年も受験し続ける人がいることから分かるように、入学時のハードルを上げているそうです。

 

先週は、毎日午前のみの授業で終わり。

来週は、今までの復習、最終試験のプレテストがあるそう。

 

生徒から聞いた話によると、

最終試験の成績順に、勤務場所が決まるみたいです。

約250人の生徒の内、30位までの生徒は近くの勤務地に振り分けられ、それ以降は遠くの地方勤務に振り分けられる。

 

なんと分かりやすい、成績至上主義。