2019年5月30日は、キリスト昇天祭で祝日でした。
セネガルはイスラム教徒が9割以上だけど、キリスト教の祝日も休みになります。
キリストの昇天を記念する祭りで、
「昇天」とは、イエス=キリストが復活後40日目に天にのぼったこと、だそうです。
「復活後」というのは説明が難しいのでひとまずおいておきます。
この祝日は毎年必ず木曜のようです。
今日はゆっくり家にいました。
天気は晴れ。
乾季で、予報は最高気温44℃。
洗濯物もよく乾くだろうなぁと思って、いつも昼寝用に使っている「せんべい布団=薄っぺらな布団」を洗うことにしました。
想像以上にぺらっぺらっな布団です。
洗濯バケツに水を張って洗い始めました。
くしゅくしゅと押し洗いするたび、おやっ?っと思うほど水が汚れはじめました。
何回ゆすいでも、真っ黒い水になります。
石油かと思うくらい黒いのです。
いつまでも水が黒いのが続くので、途中で切り上げて屋上で干しました。
夕方になってまだ少し乾いていないなと思いつつ、部屋へ運びました。
(におうなぁ)
せんべい布団から臭って(におって)きます。
こういう時には好奇心にまかせて布の縫い目を切ってしまいました。
中をみると、とんでもなく汚れたぼろきれのスポンジが入っていました。
それはもう真っ黒です。
今まで布で中身が見えてなかっただけで中身は汚れたスポンジだったのです。
そういえば、前にも似た経験をしたことを思い出しました。
「まくら」を買ったときです。
(寝心地わるいなぁ)
と思って、この時も縫い目を切って中を見ました。
スポンジが適当に詰められていて、クラッカーに入っていて飛んでくる「ひも」のようなごみも入っていました。
この時は、全部出して、違う綿を詰めました。
外見はそれなりに見えても、中身の作りは日本と全然違うなぁと感じた出来事でした。
さよならせんべい