自分道 Jibun-Dou

アフリカはセネガル。青年海外協力隊。

110 ンゲンテ、前編

セネガルで「ンゲンテ」とは、赤ちゃんの命名式のことです。

この間訪ねた村でンゲンテが行われていたので、どんな行事か参加してきました。

 

セネガルのこのような行事(命名式や結婚式)は待ち時間が非常に長いと前から聞いていました。

今回体験したンゲンテも噂通り、待ち時間がほとんどでした。

朝から夕方まで会場は開かれていました。式はとてもとても長いのです。

 

途中子供たちと遊んだり、他の場所へ行ったりして時間をつぶしました。

出入りは自由で、式という堅い感じはありませんでした。

 

命名式というからには、主役は赤ちゃんです。

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会場には人がわんさか集まっていて、前の方で村のえらい人たちが何やら話し込んでいました。

しばらくすると、合図もなしに、えらい人の中にパッと赤ちゃんが差し出されました。

何やら会話がかわされると、すぐに赤ちゃんは家の中へ戻されました。

 

赤ちゃんの登場シーンはほんの数分。

赤ちゃんの顔はきちんと見えませんでした。

 

 

会場では、皿に特盛りのあったかいヨーグルトがかかった穀物が振る舞われました。


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あったかいヨーグルトは、日本人には馴染みがないです。

セネガル人はバクバクと食べていました。

私も食べますが、あったかいヨーグルトなのであまり慣れません。

子供たちは手づかみでガンガン食べて、おかわりまでしてました。

 

その間、お祝いのためのご馳走である羊が後ろでさばかれていました。

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赤ちゃんの命名が行われている会場には男の人だけしかいないことに気付きました。

 

→つづく