朝のマルシェ(市場)はとてもにぎわっています。
昼に行くと人が多くなくて良いのです。
が、朝に良い状態の野菜は既に売れてしまうので、昼には残り物しかありません。
久しぶりの朝市では、人々の活気を感じました。
人があふれています。
買い物に来ている人は女性ばかりで、みんなそれそれバケツを持参しています。
大量の野菜を入れる「買い物バケツ」なのです。
野菜のほとんどはシートの上に山積みに置かれています。
レジ袋などという概念はありません。
小さい野菜が1、2つ入るような透明の袋をくれる店があります。
だけどその日本では見たことないくらい薄くて破れやすいです。
それがまた「よく作ったな!」と感心するほど薄いです。
野菜を入れるとすぐにちぎれてしまうのです。
なので私はマイバッグ持参で買い物をしています。
私が買い物をしていると、セネガル人は質問をしてきます。
「誰が料理するの?」
私「自分で作るよ。」
「セネガル料理作れるの?」
私「日本の料理を作るよ。」
男性(私)が料理をすることに驚く人がいます。
セネガルは女性が料理するのが当たり前という社会だからです。
実際に私たちボランティアが男性なら、食事ができるのをただ待ち、ゆっくり過ごすのが基本です。
女性なら、料理の準備から手伝いをするということが多いのです。
料理というと、セネガル人はセネガル料理しか知らないという人が多いです。
そのため、日本の料理というとどんなものか分からない人が多いです。
私の住む町の朝の魚市場に行きました。
狭いところにギュッとたくさんの魚を詰め込んだような場所で、人がとにかく密集していました。
種類豊富な魚たちが置かれていました。
良いものは朝早い者勝ち、ということです。
マルシェ(市場)は、私の家から2kmくらいの所にあります。
2km離れたマルシェに行かないと野菜が手に入らないです。
毎日食べたい野菜を手に入れるためには、遠すぎます。
マルシェには、同じ野菜を売っている店が、同じ場所にずらーっと並んでいるので、
その中の1人が私の家の近くで売ってくれたら繁盛するのになぁと思います。
そう思いながらも、野菜を買いに今日もマルシェ(市場)へ通います。