自分道 Jibun-Dou

アフリカはセネガル。青年海外協力隊。

181 クラス替え

セネガルの小学校ではクラス替えなし。

 

例えば、ある小学校には3年生のクラスが2クラスあります。

A組は50人。

B組には56人います。

 

なぜ、人数がずれているのか?

それは1年生からクラス替えがなく、そのまま同じクラスのまま、学年が上がっていくからです。

1年生から6年生まで上がるまでの間に、

途中で何人か学校へ行くことを止め、何人かは留年や転校をするため、A組とB組の人数がずれていくのです。  

先生もそのままエスカレーター式に同じクラスを担任することが多いです。

 

同じ先生が同じクラスの担任をし続けると、良いことも悪いこともあります。

同じ先生なので、授業の進め方が分かって見通しがもてることは良いことです。 

だけど、子供に合わない方法を続けてしまった場合、その子との関係はどんどん離れていってしまうことになります。

同じ先生が同じクラスをもつ場合は、どんどん新しい方法を取り入れていくことが必要だと思います。

 

セネガルでは、管理的に教育することが基本になっています。

課題が終わった子を長時間待たせておくこと、失敗に厳しいこと、与えたことしかさせないこと、子供同士の関わりをもたせないこと、など子供主体に考えられていないことが多いです。

 

なので私は子供主体で考える力を付けるための授業を提案しています。

セネガルにない方法をどんどん試しています。

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午前1時半。

私の家の前は、夜中でも騒がしいことがあります。

0時や1時など深夜のことです。

爆音で音楽が流れていたり、歌を歌ったりしていることもあります。

この日は女性団体の集会が行われていました。

内容はよく分かりませんが、家の前にイスをもってきて座り、マイクでの演説や歌が歌われていました。

セネガル人は、行事ごとになると派手に盛り上がります。

イスラム圏なので、お酒が入っていない分、夜通しで踊ったり、歌ったりすることに力を注げているのかもしれません。

みんなそんな雰囲気なので、近所から苦情が出ていないのだと思います。

 

ゴミは地面に捨てる習慣があるので、翌日、イベント会場には水の袋が散乱していて、イベントの抜け殻だと分かります。