119 ローカル思考
日常で使うセネガル国内でよく通じるローカルな言葉、ウォロフ語。
日常生活は特に不自由はないけど、会話となるとまだまだできません。
このウォロフ語は、口語で、学校で教わることなく、口伝えで引き継がれてきた言葉です。
しかし、
今年度(去年10月)から、1年生、2年生で、ウォロフ語の教科書が、アメリカの支援で作成、配布され、授業で教えられるようになりました。
理由を聞くと、
学校でフランス語を学ぶ時の基礎になるから、
と教えてもらいました。
ほとんどフランス語が話せない1年生のクラスで、ウォロフ語の授業を見ていました。
棒をもって、黒板をコツコツと叩きながら、文章を読んでいくスタイルです。
かばんを背負いながら授業に参加してますね。
交代で、何人も読んでいきます。
そのため、授業中の待ち時間が長いのが特徴です。
子供が棒を指している部分は、ウォロフ語です。
この1年生レベルの内容でも、私は、ほぼ読むことができませんでした。
というわけで、後で先生に聞いて、フランス語で翻訳してもらいました。
ウォロフ語を向上させるには、フランス語経由で学ぶのがいいかなと思っています。
ローカルな言葉、帰国するときには、もう使わないかもしれない言葉。
だけど、学びたい。
なぜなら、セネガルには、ウォロフ語しか話せない人がたくさんいるから。
この人達とも、もっと通じてみたい。