自分道じぶんどう

アフリカは、セネガル。青年海外協力隊。

179 テランガ

セネガルには、日本でいう「おもてなし」の意味で、「テランガ」という言葉があります。

 

心が広いセネガル人は、与える心をもっています。

見返りを求めずに与えるのです。

社交辞令じゃなく、

「ご飯食べに来なよ!」

と招待をしてくれるのです。

 

招待でなくても、その辺で昼飯を食べているタイミングで通ると、

「食べていきな!」

と見ず知らずの私を招き入れます。

 

日本で生活していると、ある程度の人間関係がなければ、家に招待されることはありません。大きな文化の違いです。

 

友達の家に入れてもらうと、ご飯を食べ、スイカをもらい、ジュースをもらい、お茶をもらいます。

おそらく、私が来ているから、少しお金がかかってでも、おもてなしをしてくれているんだと思います。

決して稼ぎが多くない中から出されたお金であることを知っているので、よりありがたみを感じます。

 

「これがテランガ(おもてなし)だよ。」と、

当たり前のようにふるまっているセネガル人を見ると、友好的な国の雰囲気を感じます。

 

 

去年の12月、周りには何もない砂だけが景色の場所で、家まで送ってくれたタクシー運転手がいました。 

yuta7watanabe.hatenablog.com

 

10月に入り、同じところを歩いていると、1台のタクシーが通りがかりました。

雨季の影響で草がよく伸びています。

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タクシーの運転手に

「乗っていきな!」

と言われました。

 

乗せてもらうと、去年お金を受け取らずに私を乗せてくれたタクシー運転手だと、雰囲気から分かりました。

顔は忘れていたけど、名前はメモしていたので確認してみるとビンゴでした。

 

今回も同じく、

「お金はいらないんだ。」

と、またお金は受け取らずに、送り届けてくれました。

 

仕事が限られている環境で、タダでサービスをすることは、テランガの心なくしてはできないと思いました。

前と同じで、私の気分は晴れました。

 

テランガの心をもった人の懐の深さを感じました。

 

 

1年の中で雨季は7〜9月と言われています。10月に入り、全く雨が降らない時期に差しかかっています。

季節の変化で、街の売れ筋の果物も変化します。

 

この間まで旬だったマンゴーの食べおさめをしました。


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しばらくお預けです。