セネガルでの子供たち向けのキャンプが終わりました。
地方のはずれの静かなキャンプ地から去ることになりました。
初対面だった子も、毎日あいさつを交わして、お互い名前を覚えたら、あとは自然に仲良くなれました。
野球道具を持ってきていたので、毎日子供たちとキャッチボールをしました。
サッカー人気のセネガルですが、中には野球に興味をもつ子もいました。
運動神経が良い子は、投げるフォームを知らなくても、速い球を投げていました。
ほとんどの子が、左手にはめるグローブを最初右手にはめました。
それくらい野球を知らないです。
1週間である程度速い球を投げることができるようになった子供たちがいます。
この1週間は一緒に楽しむことができて良かったという気持ちがある反面、
地域にグローブは1つもないし、売ってない、ということを考えると寂しい気持ちにもなりました。
子供たちとの別れ際、
「またね!」
「また夕方!」
「また明日!」
「また来年!」
子供は口々にあいさつしました。
もう1度会うことは難しいだろうなと複雑な気持ちでしたが、
「またね!」と言葉を返しました。
また明日も会える感じで別れたのは、切ないことでした。
教会や墓などがあり、静かで落ち着いた雰囲気の場所でした。
キャンプは終わり、貸切バスに乗って、初めて来た街を後にしました。