自分道じぶんどう

アフリカは、セネガル。青年海外協力隊。

166 畑師

ある人物のことを、勝手に「畑師(はたけし)」と呼んでいます。

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私の配属先である教員養成校は、小学校が夏休みの7月〜9月も開講しています。

 

今も、平日は養成校へ通っています。

朝7時半前に家を出るので、朝早く起きる習慣が続くことは良いです。

 

今の配属先は新しい建物で、ちょうど去年、他の場所から引っ越ししてきたそうです。

建物の間はすかすかで、広〜い土地があります。

 

その広〜い土地は、去年、雑草が生えているだけでした。

 

今年になって、

植物を植え、水やりをし、さらには、野菜を育てている人物を発見しました。

 

その人が「畑師」です。

 

その人と初めて会ったとき、

「君は、俺の友達だ!」

というような流れで友達になりました。

 

セネガルでは、歳がひと回り以上でも、

「やぁ、友達!」

と言ってくる人が多いです。

 

日本ではなじみがないですが、個人的には、この感覚が好きです。

 

その人は、 

広〜い土地に、植物を植えて、水やりをしているので、職員として雇われているのだと思っていました。

 

話を聞くと、給料はもらっていないことが分かりました。

 

なぜ、近所でもないこの土地の水やりをただでしているのか?

聞いていくと、交換条件だということが分かりました。

 

その交換条件とは、

畑師が、

【広い土地の植物の水やりなどの世話をする】

代わりに、

【空いている土地を自由に使ってよい】

という条件でした。

 

「お金」の代わりが「土地」というわけで、なんだか感心しました。

こういうのが「win-win」。

 

炎天下の中、給料をもらわず、野菜を育てる畑師の地道な農作業は、とてもたくましいです。

 

ピーマンを紹介してくれました。

からっからな土地で、野菜を作るのは大変なはずです。

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最近は、雨の日が増えてきました。

雨が降ると、水やりの必要がなくなる代わりに、一気に植物が伸びはじめます。

 

大きなハサミを持っていたので、

「何するの?」って聞くと、

「切るのさ。」って。

 

雑草に手がかかるようになったようです。

 

無給だけど、空いている土地の世話をして、借りて、

育てた野菜を家族に持っていったり、

市場で売ったりして稼ぎにして、

 

みんなハッピーでいい!

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