自分道じぶんどう

アフリカは、セネガル。青年海外協力隊。

213 ンダンクンダンク

セネガル人の同僚と会話をしていた時。

会話の流れで「少しずつね。」と私が言うタイミングがありました。

 

「Graduellement.(グラデュエルモン)=少しずつ」

とフランス語で言いました。

でも、私の発音が悪く伝わりませんでした。(よくあります。)

 

なので、よくセネガル人が使う

「ンダンク・ンダンク=少しずつ」

とウォロフ語で言いました。

 

そうすると話し相手は、

「あぁ、Pas à pas.(パザパ)ね=少しずつ」

とフランス語で返してきました。

 

その人は続けて、

「英語だと、Step by Stepだね!」

と英語で言ってきました。

 

フランス語のpas(パ)と、英語のstepは、どちらも「一歩」という意味があります。

 

そして、

「日本語では、何ていうの?」

と聞かれました。

 

私は、

「一歩一歩!」

と答えました。

 

その人は音の響きを楽しむように、明るく

「Ippo、ippo!」

と言いました。

 

どの国の一歩一歩(=少しずつ)も、同じ単語を繰り返す言葉で出来ていることが、比較されて分かりました。

 

違う場所でできたはずの言葉なのに、言葉が作られる考え方は一緒なところに、人としてのつながりを感じました。

 

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砂道を歩いていたら、

ビーチサンダルの鼻緒(はなお)の部分がポキっと壊れました。

「ありゃ、どうしよ。」

と独り言を言うと、

セネガル人はこうやるんだよ。」

と友達がそのサンダルを手に取りました。

 

友達は、仕立て屋でアイロンを持っていて、熱したアイロンでプラスチック片を溶かして、くっつけてくれました。

「直ったよ。」

と渡してくれました。

 

(買い替えかぁ。)とすぐに思った私の頭に、1つ知恵を授けてもらいました。

こんな風に、セネガル人は生活の知恵を使って、物を長持ちさせています。